遺伝子と肥満の関係
最近、新聞紙上などでも、肥満に関する遺伝子が次々と見つかっているという記事が書かれています。こういう遺伝子を発見する事は重要で、その人が遺伝的に肥満になりやすいかどうか前もって知ることが出来ます。
ただ、問題はその先にあります。
肥満は遺伝因子以外に、環境因子が非常に重要です。遺伝的に肥満になりやすい人でも、環境因子つまり生活習慣や、またサプリメントの適正な使用などで十分コントロールが可能です。
「自分は肥満になりやすい遺伝を持っている」と悲観的になり、逆に開き直って楽観的になり、生活習慣にも気を遣わない生活を送って肥満になり不健康な人生を送る・・・ これは本人の問題でもありますが、その人の勝手な考えによる病気を医療保険がカバーする事を考えれば、本人だけでなく、国民全体にも迷惑をかけている事になります。
遺伝を知るという事は、自分の基本データを知るということです。
しかし、あくまで基本データであって、それを克服し結果としての自分が非常に良好な状態を維持する事は可能であると思います。現在、遺伝子検査は非常に高額な検査であり、また遺伝子情報は重要な個人情報である為、一般的な検査ではありませんが、自分の肉親、親戚の状況などを見ながらある程度の遺伝情報を把握し、対処する事は出来ます。
肥満はタバコ同様、何もいい事はありません。遺伝因子を乗り越えて、いいコンディションを保って健康に楽しく生きていけるよう、心がけていきましょう。